美しいハートシェイプダイヤモンドを、美しいデザインで
0.50カラットのDカラー インターナリーフローレス、ハートシェイプカット。Dカラーは、何も混じらない無色の最高のカラー。インターナリーフローレスは、内包物の全くない最高の透明度。私たちはこの美しいハートシェイプカットダイヤモンドで、サイドストーンを使ったややクラシカルなデザインのリングを制作しました。クラシカルと言ってもこのデザインは世界中の有名ジュエラーが使用している定番デザインです。しかし私たちはこんなクラシカルなデザインでも、いや、だからこそそれを可能な限りリファインして新しい美しさを作り上げます。ネオクラシカル、とでも呼びましょうか。私たち「美しいジュエリー」のメイドインジャパンのジュエリーは海外ブランドにも勝るとも劣らない美しさを持っていることをご説明させていただきたいと思います。さて、その前に肝心のセンターストーンをご紹介します。
Dカラー インターナリーフローレス
ハートシェイプカットは0.50カラット、グレードはDカラー、インターナリーフローレスです。Dカラーは大変稀少性が高く、誰もが憧れるカラーのトップグレード。最高評価の無色のDカラーの輝きは、誰の目にもはっきりと純白の美しさが感じられます。本当に美しい輝きです。
クラリティのインターナリーフローレスは、内包物は一切なく、10倍の倍率のルーペでは発見が困難なほどの本当に微細なキズがダイヤモンドの表面にごく僅かにあるだけです。ダイヤモンド本来の透き通った美しさを放つインターナリーフローレスは、見る人全てを魅了します。天然のダイヤモンドはそれが生成される地球内部の状況によって、結晶の過程で様々な不純物を取り込み、それが原因となり、カラーが黄色くなったり、透明度が悪くなったりします。このDカラー インターナリーフローレスは奇跡的にもそういう不純物と巡り合わず、純粋に結晶したダイヤモンドです。
クラシカルデザインの背の高さをリファイン
さてこのリング、センターストーンを両脇から2ピースのペアシェイプカットダイヤモンドで挟み込むという、ジュエリーの世界では古くから愛されているオーソドックスなデザインのひとつです。海外ブランドにも定番商品として同じデザインのリングが多数存在していますが、実際に商品を見てみると、センターストーンを留めている台座の背が思いのほか高いことに気が付きます。小柄で手の小さな日本人にはどうしても似合わない背の高さが以前から気になっていました。
私たちは、この“背の高さ”を現代の私たちの感覚に合うようにリファインし、センターストーンをほんの少し低めにセッティングしました。リングの高さは低めに抑えられ、かなりすっきりとした印象になりました。そしてそれに伴い、サイドストーンの角度も入念に調整します。サイドストーンをアームに沿うような位置まで低くすると、すっきりとはするかもしれませんが、ある程度は左右に張り出した角度を保たないと、センターストーンと合わせて三石並んだ美しさを十分に表現できません。この“リングとしての美しさ”を考量しつつサイドストーンの角度も調整しました。
サイドストーンの大きさを考える
2ピースのサイドストーンについてはもう一点考えたところがあります。
私たちのリングシリーズにはこれとほぼ同じデザインで、センターストーンが1カラットのものがあります。この1カラットのリングのサイドストーンは2ピース合計で約0.3カラットですが、実はこのセンターストーンが0.5カラットのリングにも、ほぼ同じ大きさのサイドストーンを使用しています。普通に考えると、センターストーンに合わせてサイドストーンも小さなものにするべき、となるのかもしれませんが、それをするとリングの見栄えがとてもさみしいものになってしまうのです。私たちはリング全体のボリューム感と美しさをキープするために、センターストーンに対してはやや大きめとも思えるサイズのサイドストーンを使用しました。
美は細部に宿ります
二段腰の石座にもこだわりを詰め込みました。石座とは石が留まっている土台部分のことです。これが二階建てのようになっているものが二段腰と呼ばれています。この部分はほぼプラチナの「線」や細い「板」の組み合わせになるのですが、この線が全体的に太く角張っていると、少し無骨な印象を受けます。海外ブランドのジュエリーではこの点も気になるところです。
このリングは、全体のバランスには最大限の注意を払いながら、それぞれの線の太さに強弱をつけたり、全ての線を丁寧に「面取り」をして丸みを持たせたりすることによって、角張った印象をなくし、心地よいリズム感と、高い質感を生み出しています。
またリング内側の指と接する面の角を丸くして指当たりを良くしたものを内甲丸と呼びます。十分な量のプラチナを使用して丁寧に磨き込んでいるので、リングをはめる瞬間にリングが指に吸い付くようにフィットする着用感は最高です。
プラチナ950の輝きを引き出す
このリングには純度の高いプラチナ950を使用しています。よく使われているプラチナ900よりも硬く、変形にも比較的強い素材になっています。そして私たちは磨きます。私たちが持つ高い研磨技術で、プラチナを鏡面のようにピカピカに磨き上げます。細部までフォルムにこだわった優雅な曲線は、徹底的に磨き上げられることによって神秘的な光沢が生まれます。地金の艶やかさを最大限に引き出すこの磨き方は鏡面仕上げと呼ばれ、ダイヤモンドの輝きだけでなく、プラチナの艶やかな輝きにも目を見張ります。
人気のハートシェイプ
ハートシェイプはファンシーカットの中でも最も個性的と言って良いでしょう。ハートシェイプファンの中には熱狂的と言ってもよいほどの「ハート好き」の方がいらっしゃいます。中には、ハートシェイプの宝石を使用した様々なジュエリーを集める「ハートシェイプコレクター」の方もいらっしゃるほどです。
世界最大の鑑定機関、GIAの鑑定書付きで安心です
GIAの正式名称は「Gemological Institute of America」。日本語では「米国宝石学会」です。アメリカのカリフォルニア州に本部を置き、世界13ヶ国14の都市に支社を展開する、世界最大の宝石学の研究、教育、鑑定、鑑別機関です。ダイヤモンドの品質評価基準である4CはGIAが考案したもので、現在、世界的に最も普及した評価基準となり、ダイヤモンド取引の指標となっています。また、GIAが提供するGIAダイヤモンドグレーディングレポートは国際的に最も信頼されている鑑定書です。サザビーズ、クリスティーズなどの有名なオークションに出品されている宝石や宝飾品の多くには、GIAの鑑定書が付いています。